日々刻々と変わっていく世界の音楽シーン。各地でローカルの特性を生かした音楽が生まれる一方で、制作方法についてはテクノロジーの影響を受けやすいため、ある種の同時代性、共通性を見いだせる音楽が同時多発的に生まれているのも事実です。
そんな状況下にある現在、「日本から世界に向けて真にクリエイティブな音楽を発信したい!」という志を持ったクリエイターのために、トップ・プロたちによるワークショップを御茶ノ水Rittor Baseにて開催します。ホストを務めるのはCOLDFEETでの活動を中心にプロデューサー、トラックメイカー、そしてDJとして世界中を駆け回るWatusi。ゲストには毎回ワールドクラスのトラックメイカーを招き、制作に対しての考え方や実際の手法を明らかにしていきます。
全6回にわたって開催する予定ですが、そのプロローグとして今回「vol.0」を無料(!)で開催します。サウンド&レコーディング・マガジン前・編集長の國崎晋とともに、音楽制作の過去から現在までの変遷を実際のサウンドを聴きながら整理した上で、「Type Beat」に代表される現在の制作手法、さらには革新が進むミュージック・テクノロジーについて紹介していきます。
日本の音楽制作シーンに存在する課題が必然的に浮き彫りとなり、そしてそれを打破するための具体的な取り組み方について考える良き機会となる本ワークショップ、多くのクリエイターの方々の参加をお待ちしています。