LIG(佐藤理+ゴンドウトモヒコ)AUDIO VISUAL LIVE

ACOUSTIC FIELD presents『立体音響ラボ』アーカイブ動画公開中!

終了アーカイブ動画
20200812(水)
0816(日)
end

アーカイブ動画

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02:26:56
「立体音響ワークショップ#1:久保二朗」
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01:11:19
「立体音響制作前夜トーク:蓮沼執太×葛西敏彦」
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02:16:13
「蓮沼執太×葛西敏彦による“8chキューブでの立体音響制作”生中継・1日目」
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02:07:20
「トークセッション:トクマルシューゴ×葛西敏彦〜VR-MV“Canaria”を制作して」
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05:04:18
「蓮沼執太×葛西敏彦による“8chキューブでの立体音響制作”生中継・2日目」
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01:30:55
「トークセッション:蓮尾美沙希×細井美裕×上水樽力〜“Lenna”制作のフォーメーション」
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01:55:26
「立体音響ワークショップ#2:久保二朗」
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01:46:11
「トークセッション:evala〜8chキューブ作品に視てきたもの」
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01:55:18
「8chキューブでの立体音響制作・作品発表&アフタートークセッション:蓮沼執太×葛西敏彦」

イベント情報

出演者
  • 蓮沼執太
  • 葛西敏彦
  • トクマルシューゴ
  • 細井美裕
  • 蓮尾美沙希
  • 上水樽力
  • evala
  • 久保二朗
開催概要

DAWが22.2chやAmbisonics対応となったり、サラウンドのプラグインが増えたりと、立体音響作品の制作は今誰もが容易に取り組めるようになりました。ならば、2Mix以外の音楽をもっと多く、もっと普通に楽しめるようにしたい。そのためには作り手が増えなければなりません。特にサウンドエンジニアが。

5.1chから22.2chまでサラウンドフォーマットは様々ですが、インスタレーション、ライブ、VR、配信など、フォーマットに縛られる必要のない作品発表の場は数多くあります。立体音響の基礎であり、最もシンプルな制作環境である下層4chスクエア+上層4chスクエアの8chキューブアレイで作品を作る事で、自由なサウンドデザイン、高い立体音場感、柔軟性などを体感し、その音の可能性を知って欲しいと思います。

例えば、本当のAmbisonicsの音はどの様な没入感があるのか? 聴いたことが無ければ作品に活かすことができません。このラボは、ソフトウェアの機能解説をする講座ではなく、実際に立体音響作品を制作すること、これまで制作してきた人たちの話を聞くことで、一緒に知って行きましょう!とするものです。

本来は、参加者を募り、Rittor Baseで音を聴きながらディスカッションしたかったのですが、それは今実現できません。ですので今回は、Rittor Baseで起きている音をなるべく視聴参加者に届けるべく、HPLによりすべてバイノーラル化された配信を行います。また、質問も常時チャットで受け付ける予定です。音楽制作、サウンドアート、VR、あらゆる立体音響に応用できる内容ですので、お気軽にご参加ください。

<スケジュール>

8月12日(水)

17:00〜「立体音響ワークショップ#1:久保二朗」

20:00〜「立体音響制作前夜トーク:蓮沼執太×葛西敏彦」

8月13日(木)

17:00〜「蓮沼執太×葛西敏彦による“8chキューブでの立体音響制作”生中継・1日目」

20:00〜「トークセッション:トクマルシューゴ×葛西敏彦〜VR-MV“Canaria”を制作して」

8月14日(金)

15:00〜「蓮沼執太×葛西敏彦による“8chキューブでの立体音響制作”生中継・2日目」←スタート時間早まりました!

20:00〜「トークセッション:蓮尾美沙希×細井美裕×上水樽力〜“Lenna”制作のフォーメーション」

8月15日(土)

17:00〜「立体音響ワークショップ#2:久保二朗」

20:00〜「トークセッション:evala〜8chキューブ作品に視てきたもの」

8月16日(日)

19:00〜「8chキューブでの立体音響制作・作品発表&アフタートークセッション:蓮沼執太×葛西敏彦」

受講料:無料

視聴方法:Rittor Base YouTubeチャンネルにてライブ配信

 

 

出演者プロフィール
  • 蓮沼執太
    1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、演劇、ダンスなど、多数の音楽制作をする。また「作曲」という手法を応用して、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、ワークショップ、プロジェクトなどを制作する。2013年にアジアン・ルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティ、2017年に文化庁・東アジア文化交流史に任命されるなど、国外での活動も多い。主な個展に『Compositions』(ニューヨーク、Pioneer Works / 2018)、『 ~ ing』(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)など。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。蓮沼執太フルフィル『フルフォニー』を8月26日にリリース予定。
  • 葛西敏彦
    サウンドエンジニア。スタジオ録音からライブPA、舞台など、場所を問わず音へのアプローチを続ける音響技師。主に蓮沼執太、青葉市子、大友良英などを手がける。近作ではMiyu Hosoi”Lenna”(第23回文化庁メディア芸術祭アート部門新人賞を受賞)で22.2chの作品に、トクマルシューゴ”canaria”で360°VRの作品にも参加する。
  • トクマルシューゴ
    様々な楽器や非楽器を用いて作曲・演奏・録音をこなす音楽家。2004年NYのインディレーベルより1stアルバムをリリース、各国のメディアで絶賛を浴びる。以降、国内外ツアーやフェス出演、映画・舞台・CM音楽制作など幅広い分野で活動し、近年はNHK Eテレ『ミミクリーズ』の音楽も手がけている。2016年、4年ぶりとなるアルバム『TOSS』をリリース、2017年には吉祥寺・井の頭恩賜公園100周年を記念する映画『PARKS パークス』の音楽監修、最新アルバムの海外リリースや公演などを敢行。2018年、自身初となるオーケストラとの共演コンサートを開催、その模様を収めた映像作品をリリース。2019年12月には予てから交流を重ねてきたケルト音楽を演奏する 3 人組John John Festivalとのコラボレーション・シングル「こえになる」を、4枚のコースター付き8cmCDという仕様でリリース。今年2020年にも、配信限定シングル「Sakiyo no Furiko」、圧巻の360°手書きアニメーションによるVRミュージックビデオとともに「Canaria」を連続リリース。そして3年ぶりとなる自身主催のフェスを『TONOFON (REMOTE)FESTIVAL』としてオンライン開催するなど、ますます活動の幅を広げている。
  • 細井美裕
    1993年愛知県生まれ。慶應義塾大学卒業。大学在学中からボイスプレイヤーとして楽曲、サウンド・インスタレーションに参加。ミュージシャンとテクノロジストとの橋渡しを行いながら活動する。2019年NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]無響室において22.2chで制作した「Lenna」の2ch版を発表、山口情報芸術センター[YCAM]では22.2chで発表。同年6月に「Lenna」を含むファーストアルバム『Orb』をリリース。同楽曲は第26回日本プロ音楽録音賞ハイレゾリューション部門優秀賞・ニュープロミネントマスター賞を同時受賞。11月にはYCAMにて細井美裕+石若駿+YCAM新作コンサートピース「Sound Mine」を発表。SHUREとMixcloudによる「SHURE24 : 世界のオーディオカルチャーをプッシュする24人」に選出。2020年第23回文化庁メディア芸術祭アート部門新人賞受賞。
  • 蓮尾美沙希
    1993年東京都出身。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科を経て、同大学院音楽研究科音楽文化学専攻音楽音響創造研究分野を修了。在学中からレコーディング・ミキシング技術を学び、22.2chをはじめとした3Dオーディオシステムを使った音響作品制作に積極的に取り組む。2019年発表の細井美裕による楽曲「Lenna」に立体音響エンジニアとして参加し、同楽曲にて第26回日本プロ音楽録音賞ハイレゾリューション部門優秀賞およびニュープロミネントマスター賞を同時受賞した。現在は株式会社WOWOWにて、3Dオーディオ技術等を用いたコンテンツ開発や収録・配信システム構築などを担当している。
  • 上水樽力
    1990年生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科、同修士課程を経て、同大学院博士後期課程音楽文化学専攻音楽音響創造研究分野を修了。博士号を取得。音楽制作を西岡龍彦、香取良彦両氏に師事。企業CMやイベントのための音楽、劇伴から22.2マルチチャンネル音響システムのための音楽作品まで広範に及び手掛ける。これまでにミスタードーナツ、KIRIN、LUMINE、資生堂をはじめとする企業CM音楽や、TVドラマでの劇中曲を制作。またトクマルシューゴ氏とコンポーザー・ピアニスト、アレンジャーとして共作共演し好評を博すなど、活躍の場は多岐に渡る。一方で《トムとジェリー》シリーズの作曲家スコット・ブラッドリーを研究し博士号を取得。Eテレ「ららら♪クラシック」にゲストとして出演するなど研究者としての一面も持つ。
  • evala
    音楽家、サウンドアーティスト。1976年、京都生まれ。立体音響システムを新たな楽器として駆使し、2016年より新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」を始動。音が生き物のように躍動的にふるまう現象を構築し、新たな音楽手法としての“空間的作曲”を提示する。代表作に「大きな耳を持ったキツネ」(Sonar+D, Barcelona 2017)、「OurMuse」(ACC, Gwangju Korea 2018)、SONY Sonic Surf VRを用いた576ch音響インスタレーション「AcousticVessel Odyssey」(SXSW, Austin 2018)を展開する。また舞台、映画、公共空間においても多彩なサウンドプロデュースを手掛けている。2020年1月、暗闇の中、映画を「耳で視る」というコンセプトのもと、インビジブル・シネマ「Sea, See, Sheーまだ見ぬ君へ」を世界初上演した。
  • 久保二朗
    アナログミキシングコンソールから最先端のデジタルプロセッサーまで、高品位なプロオーディオ機器を幅広く扱うセールスエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後ホームシアターやヘッドフォン、さらには研究開発分野での立体音響システム開発など、あらゆる音のフィールドに携わる。2007年、株式会社アコースティックフィールドを設立。現在まで立体音響を中心とする多くの特殊音響システム開発やコンサルティングを行い、その豊富な経験を軸に、サウンドアーティストの立体音響による音楽制作やインスタレーションを技術面からサポートしている。2014年、ヘッドフォンおよびイヤフォンでの音楽リスニングに特化した高音質バイノーラルプロセッシング技術「HPL」を発表。音楽制作の他、放送および配信での普及を目指す。音楽を"作る""聴く"ための新しい環境作りがライフワーク。第26回日本プロ音楽録音賞ハイレゾリューション部門優秀賞をシステムエンジニアとして受賞。[作品:Lenna/細井美裕]サウンドアーティストevalaのプロジェクト「SEE by YOUR EARS」テクニカルディレクター。

これから開催するイベント

このウェブサイトについて
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