立体音響ラボではこれまで、音楽制作やインスタレーションなどアート系での立体音響を中心に取り上げてきましたが、研究分野におけるバーチャル・リアリティの立体音響の取り組みははるか以前から盛んに行われており、ACOUSTIC FIELDでもこれまで様々な立体音響システムを開発しVRの研究施設に納めてきました。 今回は過去に開発したいくつかの興味深いVR音響システムを紹介しつつ、20年前バーチャル・リアリティの展示会に出展し展示した体験型のデモを、現代の技術を使ってリメイクしたいと思います。 ヘッドトラッキングをし、位置と向きのデータを反映させた音のバーチャル空間を歩き回る、音だけのウォークスルーVRです。
2日目はそのデモをRITTOR BASEで体験できる会を開催します。何も無い部屋に置かれたいくつかのオブジェクト。 ヘッドホンをした時だけそのオブジェクトから音が聞こえてきます。 様々な音で満たされたバーチャルな音空間を歩き回ってみてください。 今回の体験会は作品展示(インスタレーション)ではありません。 エンジニアが作った立体音響のデモンストレーション、つまり技術展示です。 ヘッドトラッキングをし、位置と向きのデータを反映させた音のバーチャル空間を歩き回る、音だけのウォークスルーVR技術をご体験ください。
<ACOUSTIC FIELD presents『立体音響ラボ Vol.7』 立体音響ワークショップ #7 「バーチャル・オーディオ・リアリティの世界」>
6月11日(土) 15:00 – 17:00
on-line workshop: 「バーチャル・オーディオ・リアリティの世界」
視聴方法:RITTOR BASE YouTubeチャンネルにてライブ配信
6月12日(日) 12:00 – 18:00
御茶ノ水RITTOR BASEでの体験会
入場料:無料(Peatixでの事前予約制)
*30分ごと入れ替え制。各回2名まで。
*体験時間は1人10分くらいを予定しています。
<体験にあたっての注意事項>
*主催者が用意するヘッドフォンを着けていただきます
*PCの入ったカバンあるいはリュックを背負っていただきます
*HMD(ヘッドマウント・ディスプレイ)は使用しません