前後左右の音像定位が可能な5.1chサラウンドに始まり、最近ではDolby Atmosや22.2chなど上下方向も含めた全方位の音像定位が可能な“イマーシブ・オーディオ”が定着し、立体音響はかつてないほど盛り上がりを見せています。こうした広大なパレットを手に、アーティストは果たしてどのような世界を描くのでしょうか? その可能性をとことん追求するために御茶ノ水RIttor Baseが新たにスタートするシリーズが“3D EXPERIENCE”です。
シリーズの記念すべき1回目に迎えるアーティストはPhew。今年の7月にはベルリンで行われた立体音響のイベントで新作「Names」を初演。今回の3D EXPERIENCEではその「Names」をさらにバージョンアップした作品、および2018年に発表されたアルバム『Voice Hardcore』の立体音響バージョンを上演します。
完全に暗転した会場で全方向から降り注ぐサウンドを浴び、ぜひ、今までに体験したことのない感覚に溺れてください!
上演曲目
「Names」
「Voice Hardcore (3D version)」
上演スケジュール
10月19日(土) ①13:00-14:00 ②15:00-16:00 ③17:00-18:00 ④19:00-20:00
10月20日(日) ①11:00-12:00 ②13:00-14:00 ③15:00-16:00 ④17:00-18:00
*両日ともPhewの出演はありません。
*暗転を維持するため上演開始後のご入場はできません。開場は上演開始の30分前になりますので、余裕を持ってのご来場をお願いいたします。
Phew × 長嶌寛幸 (Dowser) が語る「Names / Voice Hardcore (3D version)」(YouTube映像)
長嶌寛幸 (Dowser)による3D EXPERIENCE vol.1 Phew 制作についてのメモ
Phew [profile]
1978年にパンクバンドAunt Sallyで活動をスター ト。バンド解散後はソロとして国内外の数々のミュー ジシャンとコラボレーションを行なう。現在は、 2013年から始めた電子音楽のソロユニットとパンク バンドMOSTを中心に活動している。2018年2月に 声のみで制作されたアルバム『Voice Hardcore』を リリース、9月にはThe Raincoatsのアナ・ダ・シルバ とのコラボレーションアルバム『Island』を発売。 現在、ソロアルバムを制作中。