Ableton and Max Community Japan #055「JitterによるオーディオリアクティブVJ & GPUポストエフェクト 〜 聖地巡礼VJ & マシンライブ feat. Mitaka Sound 〜」

Ableton and Max Community Japan #030「特殊楽器開発者」

終了
20220911(日)
0925(日)
end

イベント情報

出演者
  • Taro Aiko (ENDON / M.A.S.F.)
  • ulcasiva
  • kentaro
  • Akiyuki Okayasu
  • AMCJ
開催概要

Ableton LiveとCycling ’74 Maxのユーザー・コミュニティ=AMCJ (Ableton and Max Community Japan) が開催するサウンドハッカー向け学習エンタメイベント。ストリーミング配信に加えて、「会場参加券」を用意し有観客イベントとしても開催します。今月のテーマは「特殊楽器開発」です!!

楽器がミュージシャンのクリエイティビティを刺激し音楽が作られるように、楽器自体もまた創造性の塊です。今回は一筋縄ではいかない4人の特殊な楽器の開発者らが自身の楽器観や制作手法についてレクチャーします。

ノイズシーンから圧倒的な支持を得る音響ブランドM.A.S.F.の開発者にして、エクストリームミュージックバンドENDONのエレクトロニクス奏者であるTaro Aikoは、電子回路などの知識やハンダ付けも必要ない誰でもはじめられる電子楽器作りを解説します。

ulcasivaが解説するのは、電子楽器を演奏可能にする上で欠かせない「パラメータの適切な減らし方」です。シンセサイザーの構造を熟知しつつも、インターフェースの根源的な探求を続ける氏ならではの視点で適切なパラメータの減らし方についてレクチャーします。

独創的なUIをもつMax for Live(M4L)デバイスの開発者であり、VSTプラグイン開発にも進出するkentaroは、プロダクトのデザインのプロセスや、そのアイデアの源であるインスピレーションをどのように得るのか、また大手メーカーとの差別化など製作の裏側をお伝えします。

モジュラーシンセサイザーメーカーGroundless Electronicsの開発者Akiyuki Okayasuは、「Maxプログラマー的モジュラーシンセの作り方」と題して、Cyling’74 Maxを用いた効率的な電子楽器のファームウェア開発手法を解説します。

イベント終了後2週間 (9/25 23時まで) は、会場参加されたお客様も含め、何度でもアーカイブ視聴できます。また生配信時にはチャット欄から出演者、AMCJ運営陣に直接質問ができます。この機会にぜひご利用ください。

<Ableton and Max Community Japan  #030「特殊楽器開発者」>
日程:2022年9月11日(日) open 12:30 / start 13:00 (5時間程度を予定)
会場参加券 (アーカイブ視聴も可能):3,300円 (一般) / 2,200円 (学割)
オンライン視聴券:2,200円 (一般) / 1,100円 (学割)
アーカイブ配信期限:2022年9月25日(日) 23時まで
出演:Taro Aiko (ENDON / M.A.S.F.)、ulcasiva、 kentaro、Akiyuki Okayasu、AMCJ
主催:Ableton and Max Community Japan / リットーミュージック
協賛:株式会社エムアイセブンジャパン、Cycling’74
お問い合わせ:https://twitter.com/AMCJ_Official/

Cycling ’74 Maxとは
Ableton Max for Liveとは

AMCJ #030はこんな人におすすめ
・回路図読めないしハンダ付けもできないけど電子楽器を作ってみたい人
・ハードシンセ・エフェクターを作ってみたい/作っている人
・楽器、ソフトシンセのデザインの意図を考察できるようになりたい人
・Max for Live(M4L)のUIにこだわりたい人
・デジタル系モジュラーシンセを作ってみたい人
・ハードウェアシンセを作ってみたいMaxプログラマー

講師からのメッセージ

Taro Aiko (ENDON / M.A.S.F.)

誰でも始められる電子楽器の設計方法をお話しします。DAWの音素材に使えるオリジナル電子楽器を作りましょう。

ulcasiva
ひとたび電子楽器の製作をすると、ツマミ・スライダなどの(特異な)操作子の並ぶインターフェースのデザインというのは、アプリケーションや家具などのUIデザインと大きく事情が異なっていることに気付くと思います。この辺りについてはまとまった情報が見当たらないようなので、事例紹介を交えて考慮すべき重点をまとめていきたいと思います。

kentaro
普段では紹介しない制作の裏側視点で話せればと思っています。また簡単な自家製グラニュラーDSP部分とUIアセットを配布して制作プロセスが伝わるワークショップも行う予定です。オーディオソフトウェア制作における以下のキーワードに興味がある方は楽しめる内容になるかと思います。
・UIとUXとDSP
・M4L(Max)→VST
・アイデアの起点
・プロダクトへのデザイン過程
・個人開発における大手との違い/差別化
・プロモーション/ブランディング目線での開発

Akiyuki Okayasu
私は数年前までハードウェアの知識は全く無いMaxプログラマーでした。どうしたらこれまでのデジタル信号処理の知識、経験を活かしつつモジュラーシンセが作れるのかを考えてきました。数年をかけてようやく第一弾のモジュールをリリースできましたが、そこに至るまでの紆余曲折と、Maxを用いた効率的な電子楽器のファームウェア開発手法についてお伝えします。

【会場で参加される場合】
会場参加チケットをご購入の上、御茶ノ水RITTOR BASEにお越しください。
*会場で参加できるのは「会場参加券」を購入された方のみです。「オンライン視聴券」では会場参加はできませんので、チケット購入の際にはお間違えの無いようお気を付けください。
会場:御茶ノ水 RITTOR BASE 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1 お茶の水クリスチャン・センターB1
Google Maps

【オンライン視聴の際の注意事項】
・本公演はインターネットでの公演となります。閲覧に関わる通信費用はお客様のご負担となります。
・データ量が多くなるため、安定したインターネット環境の利用を推奨します。
・配信ページへのリンクボタンは、開演の約10分前に「イベント視聴ページ」に掲載します。
オンラインイベントの参加方法
・ライブストリーミング中、途中から視聴した場合はその時点からの映像となり、巻き戻しての再生はできません。
・ライブストリーミング後にファイル変換を行うため、1時間ほど視聴できない時間があります。あらかじめご了承ください。

<セキュリティについての注意事項>
本シリーズイベントではチケット購入サービスの「Peatix」を利用していますが、2020年11月17日(火)に運営会社であるPeatix Japan株式会社より、2020年10月16日から17日にかけて行われた不正アクセスによりお客さま情報の一部が引き出されたとの報告がありました。同社は11月15日にアカウントのセキュリティの万全を期すため、全てのパスワードの再設定が必須となる措置を行っていますので、それ以前に当サービスにご登録をされているお客さまにつきましては、ご利用されているパスワードの変更と、同一のパスワードを他社サービスでもご利用されている場合は、念のため変更いただけますようお願いいたします。なお、今回の不正アクセスについての脆弱点への対処は完了しているとの報告を、同社より受けております。
*本件に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
Peatix Japan株式会社 専用カスタマーセンター
受付時間:10:00~18:00
電話:0120-331-367
メールアドレス:cs@peatix.com

出演者プロフィール
  • Taro Aiko (ENDON / M.A.S.F.)
    ノイズシーンから圧倒的な支持を得る音響ブランドM.A.S.F.の開発者にして、エクストリームミュージックバンドENDONのエレクトロニクス奏者。自身が設計制作した発振器やエフェクターを用いた独自のハードスタイルを追求・展開してきた。近年はモジュラーシンセサイザーを用いた演奏を取り入れ、より過剰な音響演出を試みる。節度や常識を一切考慮しないそのオリジナルな創作は、音を生成する瞬間に演奏者と聴き手の境界を溶解させる、自己生成する生物としてのノイズである。
  • ulcasiva
    都内某所にて電子楽器の修理業務に従事し、個人的研究としてシンセサイザーの製作を行う電子楽器漬けの生活を送っている。デジタル/アナログ/アコースティックを問わずあらゆる方法で音の出るものを製作してきたが、近年はもっぱらデジタル信号処理の仕組みのアナログへの転用や、電子楽器のインターフェースとそのパラメータとの関係性についての実験を繰り返している。構造が用意され、それが人間と作用し合うことによって音が生じる現象に関心を持ってきた。音が鳴っているとうれしい。
  • kentaro
  • Akiyuki Okayasu
    モジュラーシンセサイザーメーカーGroundless Electronicsの開発者。国立音楽大学にてコンピュータ音楽、作曲を学ぶ。自身の創作で培ったデジタル信号処理技術を活かして、インスタレーション作品のサウンドプログラミングや電子楽器のファームウェア開発等を行う。
  • AMCJ
    Max/MSPとMax for Liveの開発者、学習者向けイベント、slackコミュニティをオーガナイズするグループ。運営メンバーはKentaro Suzuki 、Akiyuki Okayasu、Akihiko Matsumoto。

これから開催するイベント

このウェブサイトについて
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