Ableton and Max Community Japan #038「脱汎用性!尖ったライブ用ツール開発」

Ableton and Max Community Japan #037 「生成音楽3 ~確率とランダムと偶然性~」

終了
20230423(日)
0507(日)
end

イベント情報

出演者
  • 松本昭彦
  • AMCJ
開催概要

Ableton LiveとCycling ’74 Maxのユーザー・コミュニティ=AMCJ (Ableton and Max Community Japan) とRITTOR BASEが共同主催するサウンドハッカー向け学習エンタメイベントの今月のテーマは「生成音楽」の第三段、~確率とランダムと偶然性~です!!

偶然性と音楽

みなさんは、偶然のひらめきによって音楽を生み出した経験はないでしょうか?運や偶然の出会いによって道が切り開かれたことを実感したことはないでしょうか?偶然性は時に創造的な変化を我々の意識にもたらします。幸運の発生をコントロールすることはできないのが人々の生活ではありますが、偶然な出来事が発明や発見に大きな貢献をしてきたことが近年の研究でもわかってきており、セレンディピティ( Serendipity )といったことばでビジネス用語としても用いられるようになり、企業は偶然性が潜む場を多く作る取り組みを行なっていたりします。

現代のコンピュータ上のプログラミング技術を駆使する生成というアプローチにおいては偶然性を確率で方向づけすることや、頻度の分布をコントロールすることも可能で、ランダムを限りなく必然へと向かわせることも可能ですし、不確定な偶然から確定的な必然までのグラデーションもクリエイター自らがデザインすることが可能です。
偶然性や確率といった概念の音楽の創作への応用を紹介し、生成させたものが偶然素晴らしい音楽になる可能性を上げるためにはどういったプログラムの設計が重要であるのか、プログラマーではなくても内容を理解しやすいよう展開するイベントがAMCJ #037となります。

ひらめきは頭の中でランダムに発生する

人が音と音楽を区別する境界はどこにあるのでしょう。どのように音が並べば音楽的になり、どのように並ぶとその音は音楽として認識することがむずかしくなるのか、どのような条件が整うと人は新しさを知覚し、どのような条件から外れると人は難解さを感じてしまうのか。どう作るかだけでなく、どう聴こえるのかということを考えながらルールベースで音楽を生成するプログラムを開発する方法を探る機会になります。そこには音楽理論の教養が役に立つかもしれませんし、情報工学の知見が役に立つかもしれません。ランダムにものごとを決めるということは我々の日常と縁が遠い行為でもなく、作曲において禁忌的な思考停止したアプローチでもないことは今回のイベントに参加することで理解できるかと思います。
確率と偶然性。作曲でも演奏でも馴染みがないこのキーワードはコンピューター上での音楽の生成においては重要な概念になります。確率や偶然性の考え方そのものへの理解を深め、創作への導入の方法を紹介し、みなさまの音楽生成プログラムの開発のみならず、コンピューターの外側での作曲や音楽理論の構築などさまざまな活動のヒントになるかもしれません。

今回のAMCJはプログラミングの前提知識は不要です。無償配布するプログラムを動かしながら、少し難解な偶然性や確率の創作上での理解を深められるような内容となります。ソフトウェアはCycling’74 Maxを使用しますが、配布プログラムをエディットせずに動かす範囲でレクチャーを進めるので無料のデモバージョンのみをお持ちのかたでも安心してご参加いただけます。
出演はアルゴリズム作曲の研究で東京藝術大学にて修士(芸術)の学位を持つ松本昭彦で、専門的な視点から確率や偶然性を活用した生成音楽のプログラムの開発を解説します。
また、参加者様にはAbleton Max for LiveデバイスGENE3.8が無償配布されます。

<Ableton and Max Community Japan #037 「生成音楽3 ~確率とランダムと偶然性~」>
日程:2023年4月23日(日) open 13:45 / start 14:00 (3時間程度を予定)
早割オンライン視聴券:2,200円 (一般) / 1,100円 (学割)
オンライン視聴券:3,300円 (一般) / 1,100円 (学割)
会場参加券(アーカイブ視聴も可能):3,300円 (一般) / 1,100円 (学割)
アーカイブ配信期限:2023年5月7日(日)23時まで
出演:Ayakooo、AMCJ
主催:Ableton and Max Community Japan / リットーミュージック
協賛:株式会社エムアイセブンジャパン、Cycling’74
お問い合わせ:https://twitter.com/AMCJ_Official/

イベント終了後2週間 (2023年5月7日23時まで) は、会場参加されたお客様も含めアーカイブ視聴可能です。イベント当日はチャット機能が利用可能ですのでリアルタイム視聴のかたはご質問等を直接講師にすることが可能です。アーカイブ動画の再販売は行いませんのでこの機会をお見逃しなく!

Cycling ’74 Maxとは
Ableton Max for Liveとは

【プログラム】
■確率と乱数を使った音楽の生成(14:00から)
松本昭彦
■アフタートーク(17:00頃から)
國崎晋

AMCJ #037はこんな人におすすめ
・音楽の自動生成プログラムのしくみに興味がある人
・偶然性や確率の音楽への応用に興味がある人
・普通じゃない作曲をしたい人
・なんとなく面白そうと思った人
・音楽とは何かを考え続けている人
・出演者、オーガナイザー、来場者とコミュニケーションを取りたい人
・ついていけなそうだけど無償配布されるお宝だけ欲しい人。
・作曲沼担当

使用ソフトウェアと推奨環境
Cycling 74 Maxは無償ダウンロードできるバージョンでご参加いただける範囲の内容になります。
Ableton Liveは90日間試用可能な無償体験版でもご参加いただけます。

PCの推奨動作環境は以下の通りです。
【Windows】
OS: Windows 10(Build 1909)以降
CPU: Intel Core i5相当以上
メモリ: 8GB以上
【Mac】
2015年以降のモデルのMac
CPU: Intel Core i5以上、もしくはM1, M2
OS: macOS Mojave(10.14)以降
PCの推奨動作環境は以下の通りです。
【Windows】
OS: Windows 10(Build 1909)以降
CPU: Intel Core i5相当以上
メモリ: 8GB以上
【Mac】
2015年以降のモデルのMac
CPU: Intel Core i5以上、もしくはM1, M2
OS: macOS Mojave(10.14)以降

また、今回のAMCJ037の開催にあたって、過去の関連イベントであり、生成音楽の概念的な入門の解説を行なっている#011「作曲 VS 生成音楽」 (2021),ミニマリズムと生成の関係に踏み込んだ #022「生成音楽2〜ポストミニマリズム」 (2022)の期間限定再配信を行います。
予習したい方や#037に参加した後でより興味を持った方にもおすすめの内容となっております。

出演者からのメッセージ

松本昭彦
作曲やプログラミングの深い前提知識は不要です。確率や偶然性といった概念をどう乗りこなすかのアイデアの工夫や、音楽を構成するルールの考案だけでも音楽は生み出せるということを体験してほしいと思います。参加者に無償配布するGENEは通常15ドルで販売している商品と同じものになるので、購入を考えていらっしゃる方はお得だと思います。開発や作曲の初心者向けに初歩から説明いたしますので、どなたでもお気軽に。

AMCJ
マウンティングハッカーさんお断り。

【会場で参加される場合】
会場参加チケットをご購入の上、御茶ノ水RITTOR BASEにお越しください。
*会場で参加できるのは「会場参加券」を購入された方のみです。「オンライン視聴券」では会場参加はできませんので、チケット購入の際にはお間違えの無いようお気を付けください。
会場:御茶ノ水 RITTOR BASE 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1 お茶の水クリスチャン・センターB1
Google Maps

【オンライン視聴の際の注意事項】
・閲覧に関わる通信費用はお客様のご負担となります。
・データ量が多くなるため、安定したインターネット環境の利用を推奨します。
・配信ページへのリンクボタンは、開演の約10分前に「イベント視聴ページ」に掲載します。
オンラインイベントの参加方法
・ライブストリーミング中、途中から視聴した場合はその時点からの映像となり、巻き戻しての再生はできません。
・ライブストリーミング後にファイル変換を行うため、1時間ほど視聴できない時間があります。あらかじめご了承ください。

出演者プロフィール
  • 松本昭彦
    アーティスト / 音楽家。音と音楽の境界、生成的アルゴリズムをテーマにMax/MSPによる自作プログラムやモジュラーシンセを自在に操り、さまざまなスタイルの音楽やインスタレーションなど多岐にわたる作品を生み出す。
    西洋音楽、現代音楽をルーツに持ち、東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了後、東京大学知の構造化センター研究員を経てアーティスト活動を開始。2016年にアルゴリズミックな生成的ピアノ作品集「Preludes for Piano Book 1」、2022年に電子楽器の即興一発撮りのアルバム「Ambient Woks Book 1」とWave、Neo Grime、Hardwaveのようなメロディアスなベースミュージックのアルバム「Wavescape」を発表。サウンドデザイナーとしてはKarefulが主宰するUKの音楽レーベルLiquid Rigualからサウンドパックを2021年にリリース。プロデューサー、キュレーターとしてはアートとテクノロジーの関係をワークショップを通じて考察する「RESONANCE」、サウンドハッカー向けイベント「AMCJ」を主宰。音楽に止まらないクリエイティブ・コミュニティでの精力的な活動を行う。
  • AMCJ
    Max/MSPとMax for Liveの開発者、学習者向けイベント、slackコミュニティをオーガナイズするグループ。運営メンバーはKentaro Suzuki 、Akiyuki Okayasu、Akihiko Matsumoto。

これから開催するイベント

このウェブサイトについて
RITTOR BASEで開催のイベントのうち、生配信を行っているものはこのサイト上でもご覧いただけます。詳しくはイベント情報をご確認ください。