後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が、昨年3月に“後藤正文”名義で発表した初の音楽作品となるドローン/アンビエント・ミュージック・アルバム『Recent Report I』の立体音響インスタレーションバージョン“『Recent Report I』 in Tokyo”を御茶ノ水RITTOR BASEにて上演します。『Recent Report I』の立体音響と今回のために制作された映像によるオーディオ・ビジュアル・インスタレーションが、Dolby Atmosと8ch Cubeという2種類の立体音響で体験できる貴重な機会となります。
Dolby Atmos回ではDolby Atmosのマスターファイルを、8ch Cubeの回ではFLUX:: Spat Revolution Ultimateを使いRITTOR BASEの8ch Cube+2.1chに最適化したものを再生します。
映像は、昨年8月にアルバム収録曲「Lost in Time」のMVを手掛けた生成AIプラットフォームTeleportのチームが制作を担当し、本展のためだけのスペシャルな映像として初披露します。
“Recent Report=近況報告”と題された『Recent Report I』は、フィールドワークと演奏、レコーディングのすべてを後藤正文自身で手掛け作品へと昇華させたという、今しか鳴らせない音を収録したドローン/アンビエント・ミュージック作品。Gotch名義の2ndソロ・アルバム『Good New Times』のプロデュースを担当したクリス・ウォラ(ex.Death Cab for Cutie)やNO NUKES等で交流のあった坂本龍一氏からの影響も受け、後藤が持つエナジーやパッション、アイディアを詰め込まれています。アルバムには、坂本龍一氏『playing the piano usa 2010 / korea 2011 – ustream viewers selection -』収録の「Thousand knives」をサンプリングしたM1「Lost in Time」や、樋口雄文(禅宗僧侶)の般若心経を取り入れたM5「Rest in Peace」など、全編を通して自然の中にある豊かな音楽、二度と再現できない音を収録しています。
<『Recent Report I』 in Tokyo>
開催日:2025年3月28日 (金)〜30日(日)
12:00〜、13:15〜、14:30〜、15:45〜、17:00〜、18:15〜、19:30〜
*入替制(ご入場は開演10分前にチケットの整理番号順)
*Dolby Atmos回と8ch Cube回に分けての開催となります。
入場料:1,100円(各回限定20名)
*後藤正文の出演はありません
後藤正文『Recent Report I』
1. Lost in Time
2. More Than Words
3. Sine Waves
4. The Other World Drive
5. Rest in Peace
◎配信リンク https://lnk.to/Y9loa5
Apple MusicではDolby Atmosで、その他のサービスではバイノーラル音源での鑑賞が可能。いずれもヘッドフォンやイヤフォンでの再生を推奨。
◎「Lost in Time」Music Video
https://youtu.be/NrRjzhGtGcc
◎ ポストカードセット
・ 販売価格:¥2,500(税込)
・ 写真家・山川哲矢氏の撮り下ろし写真と後藤正文による各楽曲のキャプションが書かれたポストカード6枚セット
・ 「Recent Report l」のダウンロードコード付(※2回まで)
◎ SPM STOREリンク
カセット: https://www.spm-store.com/shopdetail/000000000290
ポストカード: https://www.spm-store.com/shopdetail/000000000291
(STORE TOP: https://www.spm-store.com)
<後藤正文 profile>
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル&ギターであり、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。これまでにキューンミュージック(ソニー)から11枚のオリジナル・アルバムを発表。2010年に自身主宰のレーベル「only in dreams」を発足。また、エッセイや小説の執筆といった文筆業や、新しい時代やこれからの社会など私たちの未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』を編集長として発行し続け、2018年からは新進気鋭のミュージシャンが発表したアルバムに贈られる作品賞『APPLE VINEGAR -Music Award-』の立ち上げなど、音楽はもちろん社会とコミットした言動でも注目されている。2024年5月、インディペンデントに活動するミュージシャン・アーティストへの支援を目的に、静岡県藤枝市にて『NPO法人 アップルビネガー音楽支援機構』(活動総称 APPLE VINEGAR -Music Support-)を設立。昨年クラウドファンディングを実施し、現在藤枝市内の滞在型音楽制作スタジオ「Music Inn Fujieda」(2025年秋頃完成予定)を建設中。著書に『何度でもオールライトと歌え』『YOROZU~妄想の民俗史~』『凍った脳みそ』『INU COMMUNICATION』『朝からロック』他、最新刊は『青い星、此処で僕らは何をしようか』。ASIAN KUNG-FU GENERATIONとしては、2025年2月、31枚目となるシングル『ライフ イズ ビューティフル』をリリース。
<注意事項>
・体調が優れなかったり37.5度以上発熱がある場合、また新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある場合はご来場をお控えください。
・延期や中止の場合以外、チケットの払い戻しを原則行いません。ご理解の上、ご購入をお願いいたします。